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大阪泉大津フェニックス 撮影用カメラクレーン転倒事故に関する報告書および安全対策の公表について

 

2026年1月26日

各 位
 


株式会社スペースシャワーネットワーク


大阪泉大津フェニックス 撮影用カメラクレーン転倒事故に関する報告書および安全対策の公表について

 株式会社スペースシャワーネットワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 名取達利)は、2024年10月6日(日)に大阪府泉大津市・泉大津フェニックスにて開催された屋外ライブイベントにおいて発生した撮影用クレーン転倒事故に関し、事故の経緯・原因分析および再発防止に向けた安全対策の報告書を取りまとめましたので公表いたします。
 当社では、この事故を重大な事案として深く受け止め、負傷された方々および関係者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。
 本報告書で取りまとめた事故原因の検証および安全対策を踏まえ、関係各社および専門家と連携し、再発防止策の実践とともに、撮影現場全体の安全管理体制を抜本的に見直しました。
 なお、今回策定した安全対策は、事故の該当機種(Grip Factory Munich社製 GF9)に限定したものであり、すべてのクレーン機種への一律的な適用を意図したものではありません。
 今後も、機材ごとの特性や運用条件に応じた安全基準を整備し、社員および関係スタッフへの教育を継続的に実施しながら、安全を最優先とする現場づくりに全社一丸で取り組んでまいります。
 


1.事故の概要

   ◆ 発生日時: 2024年10月6日(日)13時35分頃
   ◆ 発生場所: 大阪府泉大津市夕凪町 泉大津フェニックス
   ◆ 機  種: Grip Factory Munich社製 GF9
   ◆ 負傷者:   来場者6名
   ◆ 主  催: 株式会社MASH A&R
   ◆ 制  作: 株式会社スペースシャワーネットワーク
   ◆ 撮影技術: 株式会社629
   ◆ 特殊機材: 株式会社関西ロケーションサービス

2.原因および検証結果

 本件は、現場実地検証、関係者聴取および大阪大学理学研究科 井上芳幸准教授の監修も踏まえ、以下のとおり結論づけられました。

   ◆ 主  因:クレーン操作時の力の方向・強さに関する操作ミス
   ◆ 補助要因:レールとアームの角度が直交に近く、転倒リスクを助長した可能性
   ◆ 環境要因等:天候・地盤・設置条件の影響および構造的欠陥はなし

3.再発防止策および今後の取り組み

 検証結果を踏まえ、再発防止に向けて以下の施策を策定・実行してまいります。
 
   (1)後方操作防止ガードの導入
      操作員がクレーン後方に立ち入れない構造化を図り、誤操作防止

   (2)警戒領域可視化および警報制御装置の導入
      レール・アームの危険角度到達時に警報が作動するシステム開発

   (3)安全講習と認定制度の整備
      操作員・補助員に対して年1回の講習を実施し、理解度確認のうえ従事運用

   (4)現場監視体制の強化
      監視員含め3名体制を基本とし、誤操作時の迅速な是正対応を可能に

   (5)安全意識と情報共有の強化
      業界横断での事故知見共有、安全文化醸成のための定期的な啓発

4.監修・作成

   監  修:     大阪大学 理学研究科 井上芳幸准教授
   作  成:     株式会社スペースシャワーネットワーク
          株式会社629
          株式会社関西ロケーションサービス

5.確認・協力団体

   一般社団法人コンサートプロモーターズ協会(ACPC)
   一般社団法人 日本音楽制作者連盟(FMPJ)

6.相談団体

   一般社団法人 日本舞台技術スタッフ団体連合会
   NPO法人 日本舞台技術安全協会


以上



【関連資料】
   本件に関する詳細な内容は、以下のリンクよりご確認いただけます。

   「10月6日(日)大阪泉大津フェニックスにおける撮影用カメラクレーン
   (Grip Factory Munich社 / ドイツ製 機種名 GF9)転倒事故報告書、同様の事故を防ぐための安全対策」

   報告書リンク:事故報告書と安全対策

 

【本件に関するお問い合わせ先】
   株式会社スペースシャワーネットワーク
   E-mail:contact@spaceshower.net